ツナグ  10/6(土)~全国東宝系ロードショー

あなたがもう一度、会いたい人は誰ですか?

たった一人と一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい-。

“ツナグ”とは―、生きている人が会いたいと望む、すでに死んでしまった人との再会を仲介する“使者”を表す言葉。

生者にとっても死者にとっても再会の機会はたった一度だけ―。 半信半疑で依頼をしてくる人たちの前に現れる使者は、ごく普通の男子高校生・歩美(松坂桃李)だった。 横柄な態度で、癌で亡くなった母・ツル(八千草薫)に会うことを希望する中年男性・畠田(遠藤憲一)。 喧嘩をしたまま自転車事故で死んでしまった親友・御園(大野いと)に聞きたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)。 突然失踪した恋人・キラリ(桐谷美玲)の安否を確かめたいサラリーマン・土谷(佐藤隆太)。 歩美は、実はツナグを祖母のアイ子(樹木希林)から引き継ぐ途中の見習いで、その過程で様々な疑問を抱く。 死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。 果たして会いたかった死者に会うことで、生きている人たちは救われるのか。人生は変わるのだろうか。そして死者は…。 その疑問は、自身の両親の不可解な死の真相へも向けられていく―。

原作は、リアリティ溢れる人物描写と透明感のある作風で女性からの強い支持を集め、 最新作では2012年上半期の直木賞に選ばれる等、最も勢いのある作家・辻村深月の同名小説で、 吉川英治文学新人賞受賞の感動作「ツナグ」(新潮社刊)。

辻村深月子コメント:「ツナグ」を書き終えた時に思ったのは、この小説が、この話を必要としている人のもとにきちんと届いたらいいな、ということでした。その気持ちがそのまま繋がった映画。多くの人に届いたら嬉しいです。

「ツナグ」には私たちが今必要な心にスーと入る素敵な言葉が沢山あるように思います。

 

原作:辻村深月『ツナグ』(新潮社刊)

脚本・監督:平川雄一朗

音楽:佐藤直紀

上映時間:129分

配給:東宝

 

 

 

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